2014年7月5日土曜日

【後編】NYの街よりダンサーTAKAHIROさんに惚れてしまうアナザースカイを全力レポ

アナザースカイ、ダンサーTAKAHIROさん出演回、レポ後編です。

前編はこちら


10年前、単身でニューヨークに乗り込んだTAKAHIROさん。
当初知り合いもおらずハーレム暮らし、街で黒人にボコボコにされたこともあったようです。やっぱりニューヨークにはこういうコワい一面がありますよね・・・



ハーレムに住んでいた頃の家で、同じショット。
ストリートから舞台に活躍の場を移している感じが、格好や顔つきに表れています。


TAKAHIROさんの人生を変えたのは、このハーレムにあるアポロシアター。
単身でニューヨークに乗り込み、なんとほぼ独学でダンスの腕を磨きアポロシアターに出場したそうです。


TAKAHIROさんが記録をつくったのはアポロシアターの「アマチュアナイト」というイベント。
字の如くアマチュアのみ、事務所等に所属している人は参加できません。
マイケルジャクソンというスーパースターを生んだ場所としても有名。
今でも毎週水曜日に開催されています。すっごく面白いので絶対いくべし!


アマチュアナイトに出場する方々は、舞台に出る前、必ずこの木を触わります。
(写真に写っているのはそのレプリカ。私たち観客用です)


2005年に初出場し、それまでマイケルジャクソンが持っていた記録を破り9大会連続優勝を記録し殿堂入りを果たします。現在でもその記録は塗り替えられていないそうです。


「ステージに上がった者は才能のみで評価される」

黒人の多いハーレムにあるアポロシアターだからこそ、より“才能のみ”という言葉がズシリときます。
実際、お客さんの拍手の量を機械が察知し、その音量で優勝者が決まります。
お客さんが「良くない、見たくない」と判断すればブーイングが始まり、そうなると出演者は途中でも舞台を去らなければいけません・・・


優勝が決まり、横にいる司会者が舞台を終わらせようとした時、TAKAHIROさんは「一言話してもいいですか?」と言ってスピーチをはじめます。

「私のパフォーマンスは2分間です。」


「その2分が私の人生を変えました」

日本から1人でやってきてアポロシアターで優勝した青年のスピーチ。
人生でこういう瞬間を経験することが羨ましくもあり嫉妬もしてしまうtanimmyです・・・


観客の皆さん、TAKAHIROさんがダンスしている間、体を揺らしながらノリノリでした。


「TAKAHIROはアポロシアターのアジア代表だよ」
と嬉しいシアターのご主人のお言葉。こうやって言葉ひとつで相手に敬意を示せるなんて本当に素敵です。

と、順風満帆にみえるTAKAHIROさん。



なんとこの後、クビ、になってしまったそうです。(おそらく所属事務所?)

独学でダンスを学んだTAKAHIROさんは、ダンスの基本がなっておらず、それが原因だったようです。


その後ダンススクールに通いはじめるTAKAHIROさん。
「ベリーダンスセンター」
このダンススクールでは今でも講師を務めているそうです。


ビヨンセのバックダンサーになることを夢見る生徒に対して
「まずは痩せる!」ってちゃんと目を見て言っていたのが印象的でした。


ダンススクールで基礎を身につけた後でも環境は違えど厳しいのは変わらず。
油断しているとすぐに大きな濁流に飲み込まれるニューヨーク。
写真のTAKAHIROさんはその濁流を表現しているところです。


「上のステージに上がると必ずまたライバルがいる街 ニューヨーク」


「挑戦者じゃないと流される街 ニューヨーク」

TAKAHIROさんのライバルは、真に挑戦者だった10年前の自分。



「日本は『今まで何をしてきたか?』
アメリカは『これから何ができるか?』」

すごく印象的だった言葉。



「できてから行く必要はない。行く意思があれば行けばいい」

これはニューヨークに限らず、人生のあらゆるシーンで当てはまる言葉です。

本当にこの回のアナザースカイはちゃんと言葉を引き出しているところがすごくよいです。ニューヨーク好きに関わらず見て頂きたい!
TAKAIROさんという最高の題材があるという前提をさしひいても、ここまで人の人生の神髄を描いてくれたスタッフさんに感謝です。

前編はこちら

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